とりい歯科医院 一般歯科・小児歯科・矯正歯科・予防歯科 知立市池端 名鉄知立駅徒歩3分

虫歯や歯周病の治療、入れ歯の作成や調整といったお口に関する全般的な診療を行っております。お口のお悩みは患者様によって様々です。

歯医者という場所に苦手意識を持つ患者様もいらっしゃいます。当院では患者様の症状に合わせた治療を行うだけでなく、患者様がリラックスして治療を受けていただける環境づくりに取り組んでおります。

歯の痛みや違和感、入れ歯のお悩みなど、お口に関することはお気軽にご相談ください。

当院の治療

虫歯治療

虫歯の大きな原因は歯垢(プラーク)に含まれるミュータンス菌という細菌です。ミュータンス菌は糖分やたんぱく質を分解する時に酸を排出し、その酸が歯の成分を徐々に溶かしてしまうことで虫歯が進行してしまいます。

虫歯は初期の段階ではほとんど痛みはありません。明確に痛みを感じる段階では、虫歯が進行してしまっている可能性があります。初期の段階で発見することができれば、最小限の治療で、患者様の負担を抑えることができます。今痛みを感じない場合でも、定期的に歯科医院で健診を受けることをおすすめします。

虫歯の進行について

【C0】 初期の虫歯
歯のエナメル質が溶け始めた状態で、白く濁っています。痛みなどの自覚症状はありません。フッ素やキシリトールの塗布で再石灰化を促したり、適切なブラッシングを行い、経過観察となります。

【C1】 表面のエナメル質の虫歯
歯の表面のエナメル質を侵食している状態です。自覚症状はほとんどありません。虫歯が侵食している部分だけを最小限削り、合成樹脂でカバーします。この段階で処置ができれば、痛みのない段階で治療を終えることができます。

【C2】 象牙質まで達した虫歯
エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態です。冷たいものや甘いものを食べた時にしみるようになり、時々痛みを感じるようになります。基本的にはC1の状態と同様に、虫歯が侵食している部分を削り、合成樹脂でカバーします。虫歯の範囲が大きい場合は、詰めものや被せもので補う場合もあります。

【C3】 歯髄(歯の神経)まで達した虫歯
象牙質のさらに内側にある歯髄という歯の神経にまで虫歯が達した状態です。炎症(歯髄炎)がおき、何もしていなくても激しい痛みを伴うようになります。歯髄を除去し、根幹を消毒して薬剤を詰める根幹治療を行います。俗に言う「歯の神経を抜く」治療です。歯髄を除去した歯は脆くなってしまうため、被せもので覆います。

【C4】 歯根まで達した虫歯
ほぼ歯根だけになってしまった末期の状態です。歯髄が壊死してしまい痛みは軽くなりますが、放置していると歯根の先に膿がたまって痛みが再発します。さらに放置すると、顎の骨にまで細菌が入り込んでしまう場合もあります。多くの場合抜歯が必要となり、抜歯後は入れ歯、ブリッジ、インプラントなどの方法で失った歯の機能を補うことになります。

歯周病は歯垢に含まれる歯周病菌による感染症で、生活習慣病のひとつです。30歳以上の日本人の80％以上は歯周病と言われており、歯を失う原因の多くが歯周病によるものです。

初期の段階では自覚症状がほとんどなく、歯磨きの際に出血がある、歯がグラグラするといった症状を感じる頃には、すでに歯周病が進行してしまっている場合があります。歯周病は定期的な健診と毎日のケアで予防することができます。まずは当院までご相談ください。

こんな症状がある場合はご相談ください

歯周病を再発させないために

治療後、歯周病を再発させないためには日々のセルフケアが重要です。当院では予防歯科に力を入れ、歯磨きや生活習慣についてのアドバイスも行っております。また、定期的な健診によるチェックも再発予防に効果的です。定期健診とセルフケアで歯周病を予防しましょう。

当院では上下総義歯の患者様には義歯の歯を瀬戸物で作成しております。瀬戸物の歯を使用した入れ歯は口の中の状態を記録させて、もう一度機会に戻して調整する必要があるため手間がかかります。

しかし、合成樹脂だと3年程度で奥歯が片減りしてしまうのですが、瀬戸物の歯の場合、10年以上使用しても片減りすることが少なく、患者様に自信の入れ歯を長く使っていただくことができます。

歯科技工士が在籍しています

当院には歯科技工士が在籍しており、院内で入れ歯の修理や調整が可能となっております。当院では、入れ歯が壊れてしまったり違和感を感じるようになったりした場合、午前中にお持ちいただけましたら、基本的には当日中にお渡しすることができます。

食事や会話など日常生活に必要不可欠な入れ歯を、なるべく短時間のお預かりでお渡しできるため、普段通りの生活を送っていただけます。